ようやく到着!ディナイアルガンダム
どうも、マカセです!
今回はいろいろあって到着すら遅れていた、HGBFディナイアルガンダムを見ていきたいと思います!
パッケージ
パッケージ。
暗めの色で構成されているためか、まさに悪役!といった感じの雰囲気を纏っている…
そんな様子を表しているカッコいい箱絵ですね。
付属品
説明書。
いつものガンプラと同じタイプの説明書で、表面には箱絵と機体、パイロット解説などが、裏面と表面の一部には組み立て方が記載されています。
ホイルシール。
カメラアイやダクトあたりの色を補完するのに使います。
クリアエフェクトその1。
両手分のパンチエフェクト(右2つ)と、キックエフェクト(一番左の大きいやつ)となっています。各エフェクトから伸びている細長いエフェクトは脱着が可能で、入れ替えて使うことも出来ます(それぞれ微妙に長さが違います)。
クリアエフェクトその2。
こちらはバックパックに接続して使うもので、ビルドバーニングガンダムと同じような炎エフェクト(外側の曲がっているパーツ)と、プラフスキー粒子の翼のようなものを再現できるパーツ(内側にある大きいパーツ)が付属。
これらは右下、左下にあるジョイントパーツを使うことで、接続の仕方を変えることができるようになっています。
クリアエフェクトその3。
こちらは真ん中のジョイントパーツを介してヘッドパーツに取り付けるものになっています。どちらも髪の毛のようになっているのが特徴的。
クリアエフェクトその4。
上は肩に装着するエフェクト。下は腕に装着するエフェクトで、炎のようなものと、ビーム刃の2種類が付属します。
ハンドパーツ。
格闘機ということだけあって、武装という武装がほぼ無い代わりに、大量のハンドパーツが付属していますね…
左から握り拳、武器持ち手、手刀、平手、クリアエフェクトのハンドの5種類が付属します。基本的にはビルドバーニングガンダムの流用になっているので、そちらと同形状なのに加え、ビルドハンズなど別売りされているハンドパーツとも同じ構造をしています。
また、クリアのハンドパーツにはスリットがあり、クリアエフェクトその1のパンチエフェクトを接続して使うことができます。
HGBF ディナイアルガンダム
全体像。ベースカラーはグレー、サブカラーにはネイビーが、アンテナなど一部の場所にはホワイトやスカイブルーが使われています。
暗めな色をしていることや、赤いカメラアイとなっていることから、悪そうな雰囲気が醸し出されていますね…見た感じはプロヴィデンスガンダムあたりとよく似たカラーリングになっているようです。
頭部アップ。
色で悪そうな感じになっているとは言いましたが、造形の方をよく見てみると、実はめちゃくちゃヒロイックな機体になっています。もっと明るいトリコロールにしたら主人公機といっても過言ではないくらいになりそうですね…
肩にはビルドバーニングガンダム等とよく似た感じのクリアパーツがあります。
腕アップ。肩側面にはエフェクトを接続するスリットが。青いカバーの下には3㎜穴がありますが、これ何かに使うんでしょうか…?
また、腕にもクリアパーツがあります。
腰まわり。
サイドアーマーが足に接続するという、最近では珍しい構造になっているのがポイント。僕がこの構造を見たのは、HGUCのSガンダム系以来ですね…
可動域はあんまりよくないので、これをどう生かしていくかは考える必要がありそうです…
足周り。
膝付近のダクトはシールで色を補います。膝のエフェクトや全体的にオーソドックスな構成になっている点などはとてもかっこよくて好きなのですが、足の可動や接地性が悪いという弱点も抱えています。どうしてこうなった…
可動域
腕・肩の可動域。
腕はかなりいい感じに曲げることができますね。肩に関しては、せっかくボールジョイント付近が可動化されているにもかかわらず、肩装甲や胴のパーツ形状によって干渉しまくってしまい、その可動域が生かし切れていないように思えます。
手首の可動域。
このタイプの手首はCジョイントで接続するタイプになっているため、少しだけ動かすことができます。
開脚。
サイドアーマーが思ったより干渉してこなかったので、ここに関してはほぼパーフェクトな可動域を発揮。
前後開脚。
こちらはフロント・リアアーマーが干渉してしまい、少し可動域が制限されているようです。 一応両アーマーは稼働するので、少し手を加えてやればこの辺は解決できるかも?
ポージング
続いてポージングに入っていきます。ここでは、本体にエフェクトを装着した時の様子も同時に紹介していきます。
素立ち。
頭部、肩、腕部にエフェクトを装着。
エフェクトがあるとカッコよさがグンと跳ね上がりますね!
本体の可動性の低さとクリアエフェクトの重さ、ごちゃごちゃした感じでよりポージングがとらせにくくなっているのはちょっと残念ですが…w
ビーム刃。
ビームサーベルを持った敵とも戦えそうですね。
エフェクトを入れ替えてみる。髪状のエフェクト、を細い方に変更し、炎エフェクトも同時装備。
今度は翼エフェクトを使用。
なんとなく魔王感が出てきているような気がする…
クリアエフェクトのハンドパーツを使用。
これって本来はパンチエフェクトを使うためだけのものなんだと思いますが、これ単体でもダークネスフィンガーっぽい感じで使えそうですね!
パンチエフェクトを使用。
周りの細いエフェクトは、他のパーツに干渉してポロポロ落ちていってしまうため、いっそのこと最初からつけないのがいいのかもしれませんね。
キックエフェクト。2パーツ構成になっているため合わせ目が出てしまいます。これだけでもカッコいいので、あと合わせ目を何とか出来ればもっと化けるかもしれませんね。
このクリアエフェクトは、かかとにあるスリットに差し込むことで装着することができます。
気になったところ
個人的に気になったところは、腰のボールジョイントがかなり外れやすかったという所です。
シエルノヴァほどではありませんでしたが、おそらくエフェクトなどを追加した時の重さに耐えきれないということなのだと思われる(エフェクトなしの時は問題ない)ため…
エフェクトは使わず、本体を改造の素体にしてしまおうと思います!
エフェクトのほうもずっと使いたかったものがあるので何とかなる…
評価
入手しやすさ:☆☆☆
一般販売品ですが、最近はあまり見かけないような気がします。
再販が来るまではレアキット化しそうですね…
組み立てやすさ:☆☆☆
組み立てやすさに関しては、特に可もなく不可もなし、といった感じ。
プロポーション・可動:☆☆☆
プロポーションはめちゃくちゃいい感じ!しかし、格闘機でありながら可動性が低い、というのは大きなマイナスポイント。もったいないなぁ…
色分け・塗装:☆☆☆☆
色分けはほぼ出来ています。腕などが最初から後ハメできるようになっているなど、合わせ目を消したとしても塗装やメンテナンスがやりやすくなっていました。ここはとてもいいところだと思います。
カスタマイズ性:☆☆
バックパックに3㎜穴があるとはいえ、パーツ入れ替えだけだけでいえばここしかハードポイントがありません。腰にサイドアーマーを装着する機体なら、ここがポリキャップでの3㎜穴になっているのですが、本機はそれすらもないのだ…
総評:☆☆☆
明確な良いところがあるのに、機体の立ち位置やそれに付随する可動域などの弱点がそれを打ち消してしまったような感じ。何度も言うようですが見た目は非常にカッコいいので、ポージングさせずにディスプレイするのには文句なしの一品ですし、改造ができる方であれば、可動に手を加えてあげれば最高のガンプラになるのではないか?と思います。
終わりに
以上、HGBFディナイアルガンダムのレビューでした。
悪そうなカラーなのに見た目はヒロイック、まさにダークヒーローという感じのカッコいい機体だと思いました。
ただ、その可動に関しては問題がかなり多く、格闘機でありながら、それに見合うだけのポージングが取れないという明確な欠点も見受けられます。そのまま飾っておくだけなら問題はありませんが、ポージングもいろいろやりたい!という方は少し手を加えた方がいいのかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で。
またお会いしましょう!