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【アニマギア】ユナイトペンギオス レビュー

アニマギア6-2 ユナイトペンギオス レビュー

 

今回は、アニマギアシリーズ第6弾より、ユナイトペンギオスを見ていきますよ!

ユナイトペンギオスはメインカラーがブラック、フレームカラーがホワイトで構成されているペンギン/人型のアニマギアで、合体機構を備えているのが大きな特徴になっている機体です。

それではさっそく見ていきましょう!

目次

パッケージ・付属品

パッケージ。ペンギン型アニマギアということですが、全身真っ黒になっているため、フレームがホワイトになっていることを含めても、ディテールなどを見づらい感じになっています。

とはいえ、よくよく見ると主人公機としても使えそうなくらいカッコいい見た目になっているのがびっくり。

説明書。組み立て方は箱の内側に印刷されています。それに加え、ユナイトペンギオスが持つ固有ギミックに関する説明書きが、白い紙に印刷されたものが追加で付属しています。

今回初めて気づいたんですが、こんなところに紅葉サクラさんがいました!

この人は、このペンギオスがラインナップされている弾に含まれる【サクラギア】のモデルになった人らしい(というかサクラギアには紅葉サクラさんの意識が移されているとのこと)です。

公式サイトのストーリーを軽く読んでみましたが、特にこのサクラさんにかかわる話を始めとして、なんか子供向けの食玩とは思えないくらいシリアスなストーリーが展開されててびっくりしました…

その分読みごたえがあるものでもあるので、よかったら一度見に行ってみてくださいね。

ガムもちゃんと付属。食玩に付属するガムの味って変わることとかあるんでしょうか?今までサイダー系くらいしか見たことないので何とも言えないところですが…

ブラッドステッカー。

黄色、黒、水色という組み合わせで、足りない色分けを補うようになっています。ペンギンでこの配色となると、ポケモン4世代に登場する御三家の一角、エンペルトを思い出しますね…

なんならエンペルトカラーで全塗装してみるのも面白いかもしれませんね!

ニックカウル(装甲)。メインカラーのブラック部分を構成するパーツとなっています。

ボーンフレーム(フレーム)。

真逆の色であるホワイトが採用されていて、30MMシリーズのアルト・ポルタノヴァ(ブラック)とほとんど同じ配色となっていますね。

 

頭部とバックパック基部。頭部はツインアイが塗装されていたのでまだいいのですが、なぜかバックパック基部まで塗装済みパーツと同じような封入のされ方をしていました。なんか特別な用途でもあるのかな…?

5体のペンギンたち

さっそく完成図を…と行きたいのですが、この機体はまず5体のペンギンでワンセット、という設定になっていまして、この食玩でももちろんその設定は再現されています。

…というわけで、まずは5体のペンギンたちをご紹介していきます。それではどうぞ!

小ペンギン

その名の通り、5体のペンギンたちの中でも一番小さいサイズに当たるペンギンです。2機付属しています。

中ペンギン

中間のサイズになっているペンギン。こちらも2体付属しています。

 

大ペンギン

ペンギンというよりは、なんかもっと別の鳥に見えてきそうな気もする(名前が浮かばなかった)くらいイケメンフェイスになっているのが特徴の、最も大きいサイズのペンギンです。

頭の他、翼や足など、造形や可動ともに最も優れている部分にもなっています。

合体

そしてなんといっても、【合体機構】がこの機体の目玉!5体のペンギンたちが合体してパッケージにあった姿へと進化します。

まずは小ペンギンの後ろに刺さっていたピンを引き抜きます。このピン、一見特に使い道がないように思えましたが、小ペンギンの変形機構をロックする役割を果たしていました。そのため、これを外すことで変形が可能になるのです。

(ピン自体も後ほど活用します。)

変形後の姿。変形することでアニマギアの腕になることができます。

…と、これを両手分作成します。

なんとなくガンダムタイプの機体を連想させる感じの見た目になっていてカッコいいですね。

中ペンギンの変形

続いては中ペンギンを変形させていきます。

まず、頭(フレームごと)、上部装甲、下部装甲を全部取り外します。(右上の真っ白なフレームのようになればおKです!)

そして装甲を装着&再構築!この時、一つ使わなくなる装甲が発生するのですが、これは別に使い道が用意されているので心配は無用です!

大ペンギンの変形

最後は大ペンギンの変形!

まずは胸部装甲、フロントアーマーを除くすべての装甲パーツを一回はがします。

その後、頭部をボーンフレーム(を人型で使う時の)本来の首ジョイントに接続します。

手足をつけてみた。既にカッコいいぞ…!

…と、もうお気づきかとは思いますが、この大ペンギンが頭部、胸部を構成するコアユニットのような役割を果たし、小ペンギンが両腕、中ペンギンが両足へと変形します。

大ペンギンの翼には、小ペンギン変形の際に取り外したジョイントを使用します。こうすることで、ボールジョイントを3mm軸に変換できるので、アニマギアだけではなく様々なプラモデルとのミキシング・カスタマイズが可能です。

本キットでは、頭部に羽根飾りのようにして大ペンギンの翼を接続することになっています。

ついさっき取り外したばっかりの足パーツもちゃんと使用します。一気に獣っぽい感じを醸し出すようになりましたね…!

使わなくなった中ペンギンの装甲2つと、頭部一個は、バックパック基部へ組付けることでユナイトペンギオスのバックパックへ…

最後に残った中ペンギン頭部1つは、股にあるジョイントに接続。

こうすることで…!

アニマギア ユナイトペンギオス

5体のペンギン型アニマギアが合体し、人型のアニマギアであるユナイトペンギオスへと進化しました!

全体像。各所の角ばった装甲は、どこかガンダムを思い起こさせるような造形になっていてカッコいいですね!

鳥型になっている頭部や、ハンドパーツについている小ペンギンのクチバシがトゲのような感じになっているのも特徴的。ユナイトペンギオスには一切武器が付属しませんが、このトゲで殴ったりして攻撃するんでしょうか?

後ろから。バックパックは余剰装甲を貼り付けることでブースターのような感じになっていますが、あえて余剰装甲を使わずに組むことで、空いたスペースに他キットの武器等をマウントするなどのカスタマイズを行うことができますね。

また、頭部裏には3㎜軸が一つあり、何かしらのカスタマイズに使えそうです。

可動域

可動域も一応ご紹介していきますが、正直なところユナイトペンギオスの可動域はあまりよくありません。おそらく合体機構込みの造形をしているためか、各所の装甲などが互いに干渉しあってしまう所がかなり多くなっているのです。

腕回りの可動。見ていただければ一目瞭然だとは思いますが、肩は装甲がでっかくてカッコいいのですが、でっかいせいで可動域をつぶしてしまっています。右腕は肩を跳ね上げるような動きをさせているはずなのですが、残念ながら全然上がっていません。

左腕では肘の可動を表現しようとしています。ここは一応90度ほど動かすことは出来るのですが、やはり肩装甲が干渉してしまい、本来はもっと動かせたんじゃない?という印象はぬぐえませんでした。

左右開脚。ぜんっぜん開けません笑

というのも、ふとももあたりの装甲がなんと肩装甲と干渉するほどの長さを持っているため、肩装甲にぶつかってまともに動かなくなるという、なんだかよくわからない事態を引き起こしてしまっているようです。場合によっては切り落としたり削ったりした方がいいかも…

前後開脚のみ、ボーンフレームが持つ柔軟な可動域を損なわずに成り立っています。

武器類が特に何も付属しないので、ポージングに関しては、今回は割愛させていただきます。

おわりに

以上、アニマギア・ユナイトペンギオスのレビューでした!

5体のペンギンたちに分離した姿は、アニマギアでは珍しく可愛い動物、といった感じの見た目でいいですし、合体後のユナイトペンギオスは、分厚い装甲にヒロイックな見た目と非常にカッコいいプラモデルになっているのですが、可動域を犠牲にしてしまっているのが残念なポイントです。

僕個人としては、腕と胴体の間に何かを挟んで胴体を拡張するなど、干渉する部分を極力減らすという組み換えによるカスタマイズで対応したり、切り貼り込みの改造を加えてあげるとより魅力を際立たせることができそうです。

…そんなこんなで、このユナイトペンギオス、実はプラモデル上級者向けの一品なのではないか?と僕は考えています。改造には自信がある、というベテランの皆さんはぜひ改造込みで挑戦してみてくださいね!

(組むだけなら初心者さんでも問題なくできますし、ブレイズドラギアスやサクラギアのようにぐりぐり動かすことこそできませんが、立たせて飾っておく分には良いので、正直なところ自分の腕の良し悪しを問わず組んでみてほしい、というのが本音です。)

それでは今回はこの辺で。皆さん良いプラモライフを!

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この記事を書いた人

当初家にたくさんあった「積みプラ」と呼ばれるものを崩すついでに「情報発信に挑戦」しようとブログを始めた人。早いものでブログ開設からもうすぐ3年となります。

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