可愛いドレスはアサシンの刃?!ピンクのスピナティア見参!
ということで、思いがけずスピナティアのアサシン仕様を入手できたのでレビューしていきますよ!

スピナティアのアサシン仕様は、本体カラーがホワイトとグレー、追加装備がピンクというように明るい色で統一されていることで、中身は同じスピナティアなのに明るめの印象を与える機体になっているのが特徴だね。



そのアイドル的な可愛さを放つ見た目とは裏腹に与えられた役割は【アサシン】。なんだか役割と見た目がミスマッチを起こしている気もしますが、そこはスピナティオ忍者仕様でもそんな感じだったわけですし、もしかしたらマクシオンは見た目ではなく機体に備わる能力でこれを実現しているのかもしれませんね。



そのあたりも含めてみていこう!
パッケージ・付属品


パッケージ。構成自体はフェンサー仕様とほとんど同じでアーマー装備状態にノーマル状態、そして戦闘イメージが掲載されていますね。



同時発売した魔法武装を装備した機体も確認できるね。やっぱしこれはスピナティア向けの装備セットってことなのかな?






説明書。こちらも構成自体は他のものと変わりはないようです。
ランナー紹介


A1ランナー。フェンサー仕様ではホワイトだったところですね。



グレーは塗装のベースにもなるから中々嬉しい色だよね。


A2ランナー。クリアバイザーが収録されているランナーです。



今回はクリアグリーンになっているね。これも機体イメージを明るめに印象付ける要因になっているような気がするよ!




Bランナー。フェンサー仕様ではブラックだった部分になります。



おぉ、白くなったことでカスタムへの使い道が大きく広がったような気がするよ!



ついでに言えば、フェンサー仕様のスピナティアと組み合わせることで、メイン・サブ・フレームすべてが白い、いわゆるオフホワイトのスピナティアを作ることができるようになりました。



おおぉ、それもいいね!




Dランナー。こちらが完全新規パーツとなっていまして、アサシン仕様を形作る重要な部分でもあります。



D3にはフェイス、胸部装甲、背甲が収録、D4は左の3つがなくなっているけど残りはD3と同じ構成になっているね。


ポリキャップ。こちらはガンプラから現在まで長い間使用され続けている何気に歴史のあるパーツになっていますよね。



ちなみにマクシオン機の例にもれず、2個余るからお得感もあるよね!
30MM スピナティア(ノーマル/ホワイト・グレー)


スピナティアのノーマル体です。何度も書いてきましたが、こうしてみてみるとホントに明るい機体ですねぇ…




物自体はフェンサー仕様のものと全く同じ形状になってるから、フェンサー仕様を組んだことがある人にとっては馴染み深いものになっているんじゃないかな?


ホワイトが多くなった中にグレーが混じる形になりましたが、グレーも30MMでは薄い色の類に入るためか思いのほか目立ちませんね。



腰のフロントアーマーは解説のためにいったん外しているよ





マクシオン機全般が当てはまりますが、ノーマル形態は極力装甲を装備しないものとなっているため、可動域は30MMのみならずプラモ全体的に見てもかなり広い方に入るんじゃないかな?


30MM スピナティア(アサシン仕様)
というわけでアサシン仕様と換装していきましょう!


アサシンアーマー一覧。相変わらずとげとげしいパーツが多いのが特徴ですね。
各部詳細


フェイスマスク。フェンサー仕様やオプションパーツセット5のフェイスほどではありませんが、ヘッドパーツの前面をある程度覆いつくすようになっているのが特徴です。



説明書によると、スピナティアアサシンはこのとがった角のようなところから妨害電波を発信できるようになってるんだって!これを使って敵機のレーダーに映らずに敵の背後に回り、サクッと仕留めるという戦い方をしているみたいだね。



なるほど、そういう意味でのアサシンということなんですかね…




胸部装甲と背甲。胸部装甲は小ぶりながらトゲトゲしたデザインなのが特徴的。背甲はリボンのような造形になっているのが可愛らしい上、3ミリ穴があるので更なるカスタマイズにも対応しているのがいいですね。


サイドアーマー(あるいはスカートアーマー)。デフォルトでサイドアーマーが付属するというのは30MMではなかなか無かったので嬉しいですね。



3ミリ穴は二つあるけど、一つは本体との接続で丸ごと使っちゃうから実質一つか。それでもカスタマイズの幅が更に広がるのはよさそうだよね。




リアアーマー。こちらのパーツのサイドに白いジョイントを接続し、そこに長いバインダーのようなものを接続。これでアサシン仕様への感想は完了です!
全体像




ということで上記の装備をすべて装備したフル装備状態です!



ん?そういえば上半身がスカスカしてるなぁと思ったらなにも装備されてないね…このスピナティアって肩アーマーの拡張パーツがないの?



そうなんです。このアサシン仕様は30MMの中では珍しく肩アーマーがない機体になっていまして、その代わりとしてなのか腰回りの装備が充実している、という機体になっているようですね。
続いて武装を見ていきましょう。
武装1:小型剣




まずはこちら、小型剣です。普段は背中のバインダーに格納されているのが特徴です。



バインダー裏にはこの剣がピッタリハマるように空間が開けられているね。


装備してみる。かなり短い剣なので、よくある逆手持ちのポージングなんかはよく似合いそうですね。
武装2:ツインハンドガン


二丁拳銃です。全部真っピンクなのはやっぱり気になりますが、ハンドガンタイプの射撃武器はこれまでにシエルノヴァの銃しかなかったので、小型で取り回しのいい銃が手に入るというのはこれまた嬉しいポイント。




困ったときにとりあえず持たせておけば、色が同じことも相まってなかなかいい感じのポーズを取らせることができそうです。



最も、これまでのミリタリー系の機体に持たせたい場合は、黒や銀、緑なんかで塗装した方がいいかもしれないね。


また銃口部分はいつもの銃系ジョイント受けになっているので、これを基部にして強化していくことも可能です。



ただ、これを強化していくってのはちょっと難しそうな気もするから、長めの銃口を使ってサプレッサーを装着する、というくらいの簡単なカスタムにとどめておいた方が、このハンドガンの良さを殺さずには住むかもしれないね。
余剰パーツ


余剰パーツ。いくらかのジョイントに加え、もうういっこ付属していたリアアーマーがあまりとなります。



これはスピナティアのフロントアーマーと交換して、リアもフロントもこのパーツで固めるみたいな使い方をするのもよさそうだね。
おわりに
以上、スピナティア(アサシン仕様)のレビューでした。



これまでにはなかった、完全に可愛さに振り切った見た目になっているのが一番の特徴だよね。最初発表されたときびっくりしたよ…



しかしながらその役割はやはりアサシン、妨害電波を打てるフェイスに小型剣、二丁拳銃に鋭いバインダー(使い方によってはこれも武器として使えそうですね…)と、全身武器だらけの戦意があふれ出る装備構成となっていましたね。



よくきれいな花にはトゲがあるって聞くけど、スピナティアアサシン仕様はこれを体現してるわけだ…



主に上半身の強化パーツでほとんどが構成されていたフェンサー仕様とは、装着部位がかぶらない部分も多いので、フェンサーとアサシンの同時装備…V2ガンダムのアサルトバスターのような組み合わせをしてみるなど、簡単な組み換えでもカスタマイズを楽しめるかもしれませんね。



形状的に30MMと30MSの中間ともいえる立ち位置にいるスピナティア。本体のパーツ形状はスピナティオ以前とは大きく違ってきてるし、30MSも始まった今だと、そっちとの組み合わせによるカスタムも面白そう!
…というように、フェンサー仕様の方もそうですが、スピナティアは30MMでありながらそれまでの機体とは一風変わったカスタマイズを可能としている(スピナティオ以前が仮面ライダーだとすると、スピナティアはプリキュア系にもなれる…という感じ?)ので、ぜひカスタマイズに挑戦してみてくださいね!
それでは皆さん、よいプラモライフを!