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【境界戦機】HG V-33ストークキャリー レビュー

目次

ただの輸送機とは侮れない!付属品も超豪華!

境界戦機シリーズより、アニメに登場する「北米同盟軍」が運用するAMAIN運搬用の高速ジェットヘリこと「ストークキャリー」が登場!定価は税込みで3080円となっています。

マカセ

もっとも、境界戦機系プラモは最近のプラモ事情からすると珍しく、Amazonなどの在庫が狩りつくされず、定価以下で購入することができるので、実際はもうちょっと安く手に入れることができますよ。(2022年2月6日時点でのAmazon価格は2572円となっていました。)

アイズ

というわけで今回見ていくのはこのキット!アニメ1期時点ではヒロインの乗機である「メイレスレイキ」と本機の2種類しかいない貴重な「飛行型」の機体となってるわけだけど、その出来はいかに?!

それでは始めていきましょう!

パッケージ・ランナー等

パッケージ。境界戦機系プラモのパッケージはとてもシンプルなデザインでキットがどんなものかがわかりやすくてイイですね!そしてストークキャリーの運用シーンですが、主目的である北米同盟軍のAMAIN「ブレイディハウンド(別売りでキット化されています)」を底面に引っ掛けて戦場まで運んでいる様子が描かれています。

アイズ

アニメでは7話で登場し、北米同盟軍と所属不明の謎の機体「アメインゴーストMK-Ⅱ」の戦いに、同軍のブレイディハウンドを運ぶために登場してたね。その後の扱いはまぁ…割と散々だった気はするけど…

説明書。組み立て方の他ストークキャリーの機体解説を読むことができます。意外とこういう解説って読んでみると面白いので、キットを手に入れた際はぜひ読んでみてくださいね!

ランナー紹介

Aランナー。ストークキャリーの本体、ウイング等様々な場所に使われるパーツが収録されています。左右対称にするためということもあるのか、A1とA2の2枚に分けられていますね。

Bランナー。収録パーツは若干違いますが、成型色と本体に使われるパーツ、B1とB2に分けられているという点ではAランナーと共通です。

Cランナー。こちらはフレームが収録されているランナーです。成型色はダークブラウン…に近い色になっています。

Dランナー。コックピットハッチ等のクリアパーツ部分を収録したものとなっています。成型色はクリアブラックのような感じですね。

境界戦機 V-33ストークキャリー

ということで、ここからはパチ組みしたストークキャリーを見ていきましょう!(※シール未使用&作ったそばからくっついたホコリがガッツリ映り込んでいる点はご了承ください。

全体像はこんな感じ。現実の兵器として運用されている輸送機にも通じるものがある、飛行機っぽいフォルムでありながらずんぐりした武骨なデザインが特徴的。いかにも軍用かつ量産機という感じの雰囲気で渋いカッコよさを感じますね。

アイズ

後ろから。ストークキャリーってこんな感じの飛行機っぽいデザインなのに、カテゴリは「AMAIN輸送用高速ジェットヘリ」。そう、ヘリコプターなんだよね。なんだか意外だなぁ…

本体のメインカラーは緑系の色ですが、普段30MMメインで組んでいる身からするとなじみのない色だなぁと思いました。ということで、30MMの緑系キット(グリーン&オリーブドラブ)を並べてみました!

アイズ

結果的に30MM基準で言えばグリーンよりも暗くオリーブドラブよりも明るい…まさに「ダークグリーン」といった感じで呼べそうな色合いになっていることが分かったよ。

ストークキャリーの色構成はだいたいこんな感じ
メイン:ダークグリーン
フレーム:ダークブラウン
その他:クリアブラック

各部詳細:機首付近

機首付近。戦闘機というよりは旅客機のような感じに見える形状ですが、下部に伸びるガトリング砲によってやっぱり軍用機なんだなぁというのを実感しますね。

コックピットはハッチを簡単に取り外すことができるので中身を見ることができるのですが、このコックピット部の作る込みがめちゃくちゃ凄いのです…!

アイズ

おおっシートがしっかり造形されててカッコいいね!

マカセ

シートだけじゃなく、その前にある操作用のコンソール、その間に1/72サイズのフィギュア等が入れそうなスペースもしっかり造形されているという手の込みよう!しかもこれ、別パーツ化されているので塗装や改造でもっと作りこんでみる、というのもやりのではないでしょうか…!

アイズ

ただ、この部分は説明書を見ればわかるんだけど、ストークキャリーを組むうえで一番最初に取り掛かる工程でね…一度組み立ててしまうとこのパーツを取り出すために完全に分解しなきゃいけなくなるから注意が必要だよ。

コックピットを塗ったりカスタムする場合は、組み立てる前に作業を完了させておくといいのかもしれませんね。

ちなみに…さきほどチラッと登場したガトリング砲ですが、根元のジョイントによって少しだけですが上下に動かすことができます。

アイズ

おおっこれは…対地用の武装だね!AMAINを送り届けるだけじゃなくて地上の攻撃目標に支援射撃を行うこともできるってわけだ!

各部詳細:ウイング

続いて見ていくのはウイング。機体後方ではなく前方に向けてウイングが伸びる前進翼のような形状になっているほか、先端には何やら箱のようなものが設置されています。

この箱のようなものはブースターユニットだね。この中にジェットエンジンが積んであるみたいで、ストークキャリーの推進機能のメインになってるっぽいよ。

この部分は根元が丸軸で接続されているので基部から回転させることができます。その上…

底面にあるこちらのダークブラウンの噴射口っぽい部分も、だいたい90度くらい動かすことができるようになっているのです。

アイズ

こんなところに可動域が…これ何に使うものなのかな?

マカセ

実はこのストークキャリーはVTOL(垂直離着陸。こう呼ばれている機体は滑走路無しで離着陸ができる)機とされているのですよ。おそらく噴射方向を下に向けて浮上した後、再び噴射方向を後方に戻して推進する…という感じで使うのではないかと思います。

各部詳細:機体側面

機体側面のギミックは2点。まず一つ目はこちらのサイドブースターです。

アイズ

これはとても単純なもので、軸接続になってるから画像のようにくるくる回して噴射方向を変えられるようになってるんだよ。(後述のミサイルポッドに干渉するから360度回転させるのは無理なんだけどね)

そしてもう一つがコチラ、ミサイルポッドです。ちょうどウイング部分の真下あたりに六角形のような形をしたハッチがあるのですが、ここを引っ張り出すことでハッチを展開、内部に格納しているミサイルを展開することができるのです!

アイズ

プラモでは左右ともに1発分だけしかついてないけど、発射した後にハッチを閉じたら、内部に格納しているミサイルが再装填される…とかだったら面白そうだよね。(この辺りは明確な描写がないからまだわからないところだね。)

各部詳細:機体底面(運搬用)

最後に見ていくのはこちら、機体底面です。この部分は主に別売りのブレイディハウンドをセットし、実際に戦場まで運搬しているシーンを再現するための機能が集約されている部分です(プラモでは差し替えが必要)。

アイズ

その他にも、ハッチをこれらの車輪に差し替えることでランディングギアの展開状態を再現可能!離着陸の瞬間のシーンだったり、地上や格納庫に駐機している状態を再現したり、何ならこのおかげでスタンド無しでのディスプレイもできるなど、意外と良いところが多いポイントだよ。

差し替える部分の詳細はこちら。ゼンリンはガトリング砲の真後ろ、後輪は大きな穴二つがある部位のサイドにハッチがあるので、ここをはがして取り換えることになります。

アイズ

換装後はこんな感じ。車輪パーツを自体は小さめだけど、流石に3つもあるからかしっかり本体を支えられてるね!

ブレイディハウンドを持ち運ぼう!

マカセ

続いてブレイディハウンドとの連動を見て…行きたいのですが、残念ながらまだ僕の元にはブレイディハウンドが一機もないので、今回は連動用パーツのご紹介のみとさせて頂きますね。

今回使うのはこちらの3点。どれも底面に関するパーツになります。

先ほどの画像の左二つのパーツは、画像の矢印で示されている部分にある固定用クローアームの差し替えパーツです。格納状態であれば底面からはみ出ない程度にまで折りたたまれているのですが、次の画像で確認できるように、展開状態のパーツを使うと底面から大きくはみ出し、クロー部分も少し立体的になります。

クロー部分を換装&クリアパーツを接続。クロー部分に関しては前述の通りです。クリアパーツに関しては、何やら空洞があるような造形になっていますが、こちらにブレイディハウンドの機体後部の一部をセットし固定するようになっているのだとか。この辺りは実際にそろえてみないとわかりませんね…

付属品1:メイレスジョウガン用オプションパーツ

ということで本体のご紹介はここまで…なのですが、このキットの魅力はそれだけではなく、付属品の方にもあるのです!というわけでここからは付属品を詳しくご紹介していきますよ!

アイズ

まず見ていくのはこちら、メイレスジョウガン用のオプションパーツだよ!

ランナー紹介

まずはランナー紹介から。

Hランナー。ブルーグレー成型のH1、青みがかったブラックのH2の2つに分かれています。このあたりの成型色はメイレスジョウガンのものに合わせてあるみたいですね。

久々に見たAMAIN-3ランナー。こちらは以前ご紹介したメイレスビャクチやケンブ、レイキといった兄弟機たちと共有できる共通規格のバックパックとなっています。

アイズ

ジョウガンはデフォルトでは付属してなかったんだコレ…と思いたくなるんだけど、実際に今回付属するオプションパーツって、8話で新たに登場し10話で初めて実践投入されたジョウガンの追加パーツ群なんだよね。

マカセ

ガンプラのオルフェンズ系にあったようなオプションパーツセットの形で売られるのかと思いきや、まさかのストークキャリーに付属ときましたからね…なんだか意外ですよねぇ…

ジョウガン:銃持ち手

銃持ち手です。こちらは成型色が違うだけで形状はビャクチのものと変わらない模様。

アイズ

手の甲と一部の指がメインカラー、親指側のパーツがフレームカラーになっているちぐはぐな感じもそのままというね…w
この辺りは塗装で調整してあげなきゃいけないかな?

ジョウガン:45mm速射拳銃

こちらは45mm速射拳銃…要はハンドガンですね。実はこれらの追加武装が届く前のジョウガンは、元々持っていた狙撃砲などの武器によって中~遠距離戦では凄まじい強さを見せつけていたのですが、近距離戦に対応できる武器がない…つまりこれが弱点だったのですね(幸い3~4話のアメインゴースト戦など、近接戦を余儀なくされた際は大体ケンブやレイキと連携できる状態にあったので、機体が大きく破損することは13話までは無かったみたいです。)

アイズ

この速射拳銃はその弱点を補うことができる武器ってわけだ!

銃系武器ということもあり、今回一緒に付属している銃持ち手との相性もバツグン!AMAIN系のキットがないと使い道がないのは変わりませんが、こんな感じで疑似的に使用シーンを再現することも可能です。

ジョウガン:装甲擲弾砲

今回のオプションの中でもひときわ目立つのがコチラ、装甲擲弾砲(2枚)です。こちらはジョウガンの肩に装備させることで、肩周りを保護するシールドとして、更に様々な種類のグレネード弾を発射できる便利な固定型の射撃武器として使えるのです!

アイズ

ちなみに発射口の裏に当たる部分(左のパーツの六角形っぽい部分)は黄色での色分けが必要だよ。塗装した方が見栄えは良いかもしれないけど、一応色分け再現用のシールも付属してるからこっちを使うのもアリだね。

発射口はこんな感じ。マガジンとかどこにあるんだろう…?と気になる部分もある造形ですが、アニメの機体ですしあまり深く考えなくてもいいのかもしれません。(改造でそれっぽい部分を増設してみるのもアリかも?)

アイズ

ちなみに装甲擲弾砲側のジョイント受けはボールジョイント形式になっているから、ランナーの棒あたりでは機体に装備させることはできないんだけど、今回はご親切にボール→3ミリピンに変換できるジョイントが付属しているよ!

マカセ

これによってジョウガンだけでなく、ビャクチの肩等他機体にも一部使いまわせるようになりますし、次に紹介するバックパックを介することでケンブなどに装備し、これらの近接機に射撃能力を付与することもできるのです!

ジョウガン:共通バックパック&武装ラック

共通規格のバックパックです。今回は新たに速射拳銃用のマウントラックが付属していますが、それ以外の構造はビャクチのものと同じですね。

速射拳銃をマウント!やっぱり武器がくっついたバックパックっていいですね…ビャクチのマシンガンもそうでしたが、このバックパックの場合はアームを動かすことで、腕を後ろまで動かさなくてもマウントしてある武装を手に取り戦うことができるというのがまたいい所。この辺りは30MMの作品などにもどうにかして取り入れてみたいですねぇ…

アイズ

ちなみにビャクチのマシンガン等をマウントできるタイプのラックも余剰パーツとして付属してるから、ランナーから切り取っておくのを忘れないでね!

付属品2:アクションベース4

これまたご親切に、飛行状態のストークキャリーを飾っておくためのディスプレイもつけてくれているのですが、なんとこのディスプレイは別売りで販売されているアクションベース4!単品キットでは3枚あった底板が1枚になっているなど一部パーツが削られていますが、ただの付属品かと思いきや本格的なスタンドが手に入るのです…!

アイズ

おお、これは嬉しいね!

ACB4:ランナー紹介

ランナーはこんな感じ。30MM関係を組んだことがある方は見覚えがあるかもしれませんが、一部パーツは30MM公式戦でも使用できる「カスタマイズシーンベース」各種と同形状のものがあります。

ACB4:使用例など

これらとジョイントを合わせることで、画像のようにアクションベース4とカスタマイズシーンベースを連結することも可能です!

おわりに

というわけで…HG V-33ストークキャリーのレビューは以上となります!

アイズ

1/72スケールということもあってか、30MMやガンプラ(このあたりは1/144スケール)と比べるとかなり大きめのボディで、形状や配色による渋カッコいいのに加え、サイズによる迫力も一緒にあってなかなかいい感じだったね。

マカセ

そして…大きめのキットとは言いましたが、AとBのランナーを見ていただければわかるかもしれませんが、本体の構成パーツは一つ一つがかなり大きめかつパーツ点数は意外と少ないので、制作時間はそれほどかからず、気軽手軽に作ることができて楽しかったですよ。

30MMやフレームアームズのように、原作を知らない(そもそも原作がない場合もある)人にもオススメできるかとまでは言えませんが、境界戦機での活躍?シーンなどを見て興味を持った方が居ましたら是非手に取ってみてほしい一品です。(あとジョウガン用のオプションパーツ目当てで買ってみるのもアリ…かな?)

アイズ

ちなみに原作(アニメ)はYouTubeで1~13話の1期が無料で全話公開されているから、時間がある人はぜひぜひ見てみてね!

それでは皆さん、よいプラモライフを!

今回使ったキット&関連キット

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この記事を書いた人

当初家にたくさんあった「積みプラ」と呼ばれるものを崩すついでに「情報発信に挑戦」しようとブログを始めた人。早いものでブログ開設からもうすぐ3年となります。

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